2008年07月23日

ドラマ『監査法人』第6回「会社、救えますか」7月19日(土)

井上(阿部サダヲ)の殴打事件がきっかけで、粉飾が明らかになり、プレシャスドーナツの株価は急落。エスペランサ監査法人は上場させた責任を問われ、理事長・小野寺(豊原功補)は財政監督庁から処分を受ける。井上は社長のイスを追われ、健司(塚本高史)も会計士としてのプライドを失いエスペランサを辞める。健司は故郷で静養していた妻・朋美(占部房子)を訪ね、家族3人での再出発を願い出る。しかし健司は、精神的に疲れたのは仕事しか省みないあなたのせいだと責められ、娘・知香(奥山志紀)を朋美に託すことになる。何もかも失った健司だが、執行猶予の判決を受けた篠原(橋爪功)と会い、会計士となった原点を見つめ直す。そんな折、尾張部品の律山(うじきつよし)が訪ねてきて、どの監査法人からも見放された「監査難民」となっている我が社を救って欲しいと頼む…。
NHK公式HPより
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2008年07月13日

ドラマ『監査法人』第5回「夢の代償」7月12日(土曜)

2004年、小野寺(豊原功補)が立ち上げた「エスペランサ監査法人」は厳格監査をモットーに急成長していた。だが健司(塚本高史)は優良な企業だけを厚遇する小野寺のやり方に疑問を感じる。一方、小野寺は財政監督庁からあすなろ監査法人(理事長・津川雅彦)との合併を勧められ、焦りを感じていた。そんな中、健司は上京した茜(松下奈緒)と共に、井上(阿部サダヲ)のベンチャー企業・プレシャスドーナツ上場のための監査を請け負う。調査の中で加盟者から受け取った加盟金を不当に売り上げに計上している事実を知る健司だが、井上は株価を上げるためには必要だと開き直る。そして、ベンチャー企業とつながりを深めたい小野寺は健司に監査調書に判を押すように促す…。
NHK公式HPより



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2008年07月06日

『監査法人』第4回「崩壊の序曲」7月5日(土曜)

冒頭ナレーション
「1998年 金融機関が自己査定した不良債権の総額は87兆5270億円
翌年国は 7兆円の公的資金を投入だがそれでも金融機関の破綻は
とまらない。そして2001年アメリカの大企業が不正会計により
破綻。以後監査法人が厳格監査をすすめ大手金融機関が突然破綻する
ケースが相次いだのである。時代は会計士達の運命を変えようと
していた。」

2002年10月
「迷惑をかけてすまない後始末を頼む」小野寺(豊原功補)に残された吉野(勝村政信)の手紙に若杉(塚本高史)・茜(松下奈緒)は心配を隠せない。しかし小野寺は、当然とばかり、
「俺達の仕事は人の運命を左右する。そんな事もわからないで監査を
していたのか?だったら身の振り方を考えたほうがいい。これから
もっと大変なことが起こる。お前達に耐えられるか?」と冷静だ。

自殺した東都銀行の須田の通夜を訪れる若杉と茜。東都銀行の副頭取に
「あなたがたの来るべき場所じゃない。お引取りを」といわれる。
その帰り、目黒川の橋の上、悩む茜に対し「俺達は間違った事はしていない。
俺達が傷ついたり、悩んだりすることじゃない」と声をかけるが、
茜は釈然としない。

料亭で会食する理事長(橋爪功)と東都銀行頭取(竜雷太)と飛鳥屋社長(綿引勝彦)。
なぜ決算書を承認しなかったとつめ寄る2人に対し理事長は
「吉野は私の人選ミスだった決算書を書き直して承認する」という。
繰延税金資産を3年間分から5年間分に変えることで自己資本比率
が4%を超えるはずだという。

理事長室。理事長は、小野寺に対し、「君は策士だ!パートナーを懐柔し
、吉野に厳格監査をふきこみ、飛鳥屋の裏帳簿を糾弾した。財政監督庁
と何を企んでいるのか?だいたいわかるが、そうたやすくシナリオ通りに
行かないよ」と告げる。理事長が決算書を書き直し承認しようとしている
ことに気づく小野寺。理事長を激しく批難し、東都銀行の破綻は隠しきれ
ないと言うが、理事長は、公認会計士には守秘義務があり、監査法人にも
不利になる情報を外に出すやつはいないので、情報は漏れないと言う。

週刊誌の記者が、東都銀行について、若杉や茜に取材に来るが、何も答えない。


『ジャパン監査法人 東都銀行の決算を不承認か?
メガバンク破綻へのカウントダウン?』という記事が週刊誌に掲載される。
理事長は、情報をリークしたのは、若杉か茜ではないか?と二人を呼び出す。
二人とも否定するが、二人でなければ、リークしたのは吉野で、吉野を厳格
監査へ追い詰めたのは、茜ではないか?と言う。耐え切れず飛び出す茜。

小野寺は、若杉を財政監督庁に連れていく。
財政監督庁の佐藤は、若杉に対し、金融改革を進める上で、あなた方の
英断は意義ある行為だっと言う。

とあるホテルのロビー、財政監督庁の佐藤は、小野寺と若杉を
日本の提携先を探してアメリカの監査法人KAMSのスティーブ
ニコルズを紹介する。KAMSは小野寺の評判に好印象を持ち、
提携先として積極的な態度を示す。
その帰り、目の前の事(東都銀行の監査の件)で頭がいっぱいで、
まだ海外との提携や金融改革などの話が実感できない若杉に対し
小野寺は、大きく物事を考えろ、海外を視野に入れ、俺と一緒に
来て欲しいと告げる。

東都銀行に財政監督庁の財務書類の調査が入る。
銀行内は、資料隠しで大慌て。
財政監督庁の宮島局長が、頭取室をおとづれる。
飛鳥屋の不良債権をどこまで知っていたかを問う。
あなたたちの検査は横暴だと言う頭取に対し、宮島は、
確かに私たちの仕事は検査する事で、証券取引法に抵触しているか
追求するのは検察の仕事だったと告げる。

若杉は小野寺にどうして改革にこだわるのか問う。
小野寺の父は、東都銀行の役員で不正融資事件で逮捕されていた。
不正を正そうとしていたのに責任を負わさた。小野寺が会計士
になるきっかけも理不尽な金融の世界を正したかったからだった。

小野寺と若杉は、財政監督庁の吉田に誘われて、経済界のパーティーに
出席する。若杉は、そこで井上(阿部サダヲ)に偶然あう。井上は、ベンチャーでドーナツチェーンを立ち上げていた。
井上は、いままで俺達は、氷河期の世代で注目をあびる事がなかった
これからは俺たちの時代だ!若杉のやっていることは間違いじゃない
一緒に新しい時代を作ろう!と言う。

検察庁の森本(堀部圭亮)と財務監督庁の宮島(利重剛)が喫茶店で話をする。
国会で可決された金融改革関連法案をもとに、東都銀行を
一時国有化し経営者の刑事責任を問う。
宮島「東都銀行のために作った法案ですね。」
森本「あとは我々におまかせください。」

バーで一人で飲む茜。若杉がやってくる。
茜は監査法人をやめようと思うと告白する。


ジャパン監査法人緊急理事会が開かれる。小野寺は、改革委員会の
リーダーに任命される。
会議開催と同時期に東京地検特捜部が、ジャパン監査法人に家宅
捜索が入り、理事長が任意同行を求められる。
小野寺は、改革委員長として、理事長の退任を要求し、理事会で
認められる。

TVレポーター(久保恵子)「日本最大の監査法人に東京地検のメスが
入りました。ジャパン監査法人・東都銀行・飛鳥屋と粉飾をめぐる3つの組織の闇が
今あばかれようとしています。

取り調べに応じる篠原理事長。粉飾に加担した事を認める。
小野寺・若杉も取り調べを受ける。粉飾加担の首謀者が理事長である
ことがかたまって行く。

篠原理事長は、若杉は自分の若い頃に似ていたかもしれないと過去を語る。
自分も決算書のあらを見つけては得意になっていた。一流企業の社長が自分に
泣きながらひれ伏した、裁判長のような気分だったと。しかし上司に
会計士は、そこまでする権限はない。犯人を逮捕する警察じゃない。ただの
番犬にすぎないとしかられた。
監査法人は、クライアントとの絶妙な人間関係が不可欠で、その関係で企業の
成長を後押ししてきた。森本に対し、君が検察官になれたのも、監査法人が日本の
経済成長を支えたからだと言う。

退職した茜は、未練が出てきたとジャパン監査法人をおとづれる。若杉と
話としているとそこに吉野が現れる。
「現実に絶えられなくなり逃げたが、死ぬ勇気もなかった。
検察に出頭する前に職場を見ておきたかった」と

茜は、しばらく会計士の仕事を辞めて自分のやりたいことをする。
若杉は、この道しかないと会計士を続けることを伝えて二人はわかれる。

ジャパン監査法人。小野寺が新しい理事長に就任。就任挨拶とともに
新しい監査法人の名前を発表する。
「エスペランサ監査法人。ポルトガル語で希望という意味です。」






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タグ:監査法人
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2008年06月29日

『監査法人』第3回「粉飾の連鎖〜巨大銀行対会計士・存亡をかけた戦い」6月28日(土曜)

冒頭ナレーション
「在庫の商品を取引先に売ったと見せかけ、すべてペーパーカンパニーに返品させる。
この巧妙な在庫隠しを仕組んだのが飛鳥屋のメインバンク東都銀行だ。
時は2002年、不良債権処理に苦しむ銀行と監査法人の間に亀裂がうまつつあった」

前回からの続き、吉野(勝村政信)は飛鳥屋の決算書を承認する。

若杉(塚本高史)は、ジャパン監査法人の事務所廊下で理事(橋爪功)とすれちがい、飛鳥屋の件を報告した。
理事長は、「吉野は会計士の鏡だ。監査はバランスだ!彼のような会計士が企業をはぐぐみ、日本の経済成長をささえてきた。」と言う。
それに対し、若杉は「あなたは、幸福は心の問題、成功は金と権力の問題。といったが、おれは成功は求めない自分の信じる監査をつらぬく」と答える。


2002年5月
吉野率いる若杉、茜(松下奈緒)の監査チームは、コンピュータシステム開発会社「ウィングメル」の監査に入る。
吉野は、クライアントに笑顔で対応しているが、それに対し
若杉は苛立ち、吉野をいっしょに仕事をするとモチベーションが
上がらないと茜にこぼす。
茜は、それより今の監査業務に集中しよう。ウィングメルは銀行から
貸し渋りにあっているのに売上が落ちていないのはおかしいと考える。

ウィングメル社長の北山潤(今井朋彦)が挨拶にくる。吉野と若杉とコーヒーをのみながら吉野が大学時代からの親友で頼りにしていると話す。

東都銀行頭取室
週刊誌の飛鳥屋バッッシングを見て危機感を感じる頭取(竜雷太)。
経営企画室長の須賀(岩松了)は、中間決算の監査に不安を感じる。
頭取は、飛鳥屋を承認したので東都銀行も承認せざるを得ないだろう
と自信を持つ。

財務監督庁 
小野寺(豊原 功補)が検査局長宮島(利重剛)のもとをおとずれ、監査法人内でも東都銀行の監査に話題が集中していると話す。
財務監督庁 佐藤(田中幸太郎)は「金融界が国際標準にあわない銀行は淘汰されるべきだという意見が大きくなっている。東都銀行の融資先も破綻寸前だ」と告げる。
宮島は小野寺に、東都銀行に対しても厳格な監査をするようお願いする。
また、小野寺の父が元気かと聞く。
小野寺の父は、東都銀行につとめていたようである。

ウイングメルの監査を続ける若杉。
マクガフィンシステムという商品の売上だけ伸びており不思議に感じ
実際の卸先に確認しにいく。
茜は、勝手に調査に動く若杉に対し、不安ながらも一緒に販売先の
ソフトウェア会社をまわる。
若杉は、調査により「架空循環取引」されていることを発見し
吉野に報告する。

吉野は、そのことを知っていたが、「北山から信じているから
頼むと言われた、これからもっと成長する企業だから将来を
みすえて承認する。」と言う。

理事長と東都頭取、飛鳥屋社長(綿引勝彦)の3人で会食
須賀室長も同席し、理事長に対し「今度の監査をどうかよろしく。
銀行の自己資本比率が4%を下回ると公的資金を投入して国有化する
と言う話もあるので、自己資本比率を4%以上になるように
してほしい」と言う。
飛鳥屋社長も東都銀行が潰れたらこまる。
飛鳥屋の不正が明るみにでるとジャパン監査法人も危ないのでは?
篠原は、長い付き合いと信頼関係があるので見捨てるような事はしない
と答える。

小野寺が理事長室に話を聞きにくる。「東都銀行の主査は決まっているか?
会計士法が変わって、監査責任者が継続して同一企業を担当できる期間に
制限を設けるという噂があるので、東都銀行の監査は降りたほうが良い
のでは?」と忠告する。それに対し理事長は「主査はもう決めた」と答える。

ウインドメルの粉飾が明るみなり、ニュースになる。
内部告発があったらしい。
吉野は、ここまで成長させた企業をこんなことにして
監査が無意味になったとショックを受ける。

バーでウィンドメルでの監査をふりかえる若杉と茜に対し
井上(阿部サダヲ)が「金を儲けるだけなら悩まないけど、
友情や人間関係を考えるから、何がやりたいかわからなくなる。
人間はうらぎるが金はうらぎらない。」と言ってバーを去る。
井上が何ものかと聞く茜に対し、若杉は、東大生で理学部を卒業
したあと経済学部に通っているバーの常連だが、他には良くしらない。
若杉は、バーにあずかってもらっている娘ちかの様子を見に行く。

茜はマスター(清水章吾)に若杉が、なぜ会計士になったのか聞く。
それは篠原理事長の影響。多くのクライアントに頼られている
姿をみいた。会計士の仕事は金のためじゃない。人を幸せにする仕事だ
という篠原の言葉に打たれ懸命に勉強をして会計士を目指したと。

吉野は理事長に呼ばれる。東都の主査に任命されるが、吉野は荷が
重すぎると断ろうとする。飛鳥屋の実績をかったと言われる。
その後、小野寺と飲む吉野。
小野寺は、企業監査は企業のためだけでなく、国を正しい方向に
導くためにある。いままでの監査は企業の嘘につきあって、問題を
先送りしていただけ。ジャパン監査法人は篠原さんひとりでもってる
わけじゃない。篠原さんについていくのは得策ではないとアドバイスする。

帰宅途中の吉野、東都銀行の須賀から携帯に着信があり、
どうか東都銀行をお救いください。吉野先生より信頼にたるべき優秀な
会計士と聞いている。と

吉野はペットショップの前で茜と会う。
茜は、飛鳥屋の監査で吉野のことを軽蔑していたが、ウィンドメルの件で
監査の姿勢があいまいなわけではないと知ったと打ち明ける。
しかし吉野は、この仕事は世のため人のために役立っているか?わからなく
なると。どうして会計士になったのかと聞く茜に対しては、
クライアントの笑顔のためだと答える。

若杉が吉野に呼ばれる。東都銀行のチームに入って欲しい。
理由は監査に支障をきたすのであかせないと

2002年9月
東都銀行の監査に入る。
須賀からの説明「財政監督庁の金融検査マニュアルにそって融資先を正常先、要注意先、要管理先、破綻懸念先、
実質破綻先、破綻先の6つに分けてある」と

吉野はチームに対し、時間をかけても徹底的に調べるよう指示を出す。
夜遅くまで監査を続ける吉野に対し須賀は、そこまでチェックしなく
てもいいのでは?われられが信頼できないのか?東都銀行をつぶすつもりか?と迫る。
それに対し吉野は、メガバンクの経営が健全に行われているかどうか。重要な判断を
迫られ、重責にこたえるため努力をしている。われわれも命をけずっていどんでいる。
最後まで口をはさまないでいただきたいと答える。

吉野は事務所に戻り若杉と茜に意見を聞く。
若杉の意見は東都銀行の査定書はあますぎ、このままだと自己資本比率4%をきり
破綻する。
吉野は、同じ意見だが、すぐに破綻という判断はできない。審査会にゆだねたい。

字幕スーパー解説
審査会:法人内で選出された公認会計士によって、特に重要な案件について審議し、最終決定を行う。

小野寺が議長で約10名ほどの会計士で審議会が始まる。
理事長は承認する。他にだれも異論がないので終わろうとすると若杉が意見する。
東都銀行の融資先の多くが債務超過になっていると。
理事長は若杉に出て行けと言ったが
吉野が、話をしたいことがあると、思いを打ち明ける。
自分のような、クライアントによりそった監査を行ってきたが、時代はもはや私のような会計士を
必要としていないのではないか?
東都銀行の監査をすることは、東都銀行を救うためではなく、適正な監査を行うため
しいては日本経済を救うことにつながるという。

理事長は、今吉野は、冷静な判断が下せないでいる。吉野の判断がメガバンクを崩壊に導く。
日本経済にあたえる影響を考えたことがあるのか?

吉野は理事長に、その判断をゆだねたのは理事長あなたです。と告げ
飛鳥屋の裏帳簿を審査会メンバーに配る。理事長に説明を求める審査会に対し
吉野が、私が見落としていた。と言う。
再度、小野寺が審査会メンバーに対し、東都銀行の決算を承認するか採決をとる。
審査会では、東都銀行の決算に適正意見は下せないという結論を出す。

東都銀行の頭取は、適正は認められないという報告に対し、直接確認しにいく
というが、須賀が、記者たちが入り口で待っていると制する。ではお前が確認
しにいけと須賀を送り出す。
須賀は、東都銀行ビルから飛び降り自殺をする。

そのニュースを後部座席で見る井上(阿部サダヲ)「面白くなってきた」
秘書が「参りましょう社長」と声をかける。

ジャパン監査法人事務所
吉野は、若杉に君がいてくれてよかったありがとうと言って笑顔で去っていく。
小野寺は、吉野から手紙を受け取ったと若杉につたえる。
あわてて吉野を追う若杉と茜。
<第3回終わり>
タグ:監査法人
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2008年06月22日

『監査法人』第2回「800億円の裏帳簿」6月21日(土曜)

冒頭ナレーション「バブル経済の崩壊後、銀行の貸し渋りにより資金難におちいった企業。監査法人は監査をする企業から多額の報酬を受け取っている。そこに癒着に生まれやすい環境があると言われてきた。多少の粉飾には目をつぶるべきか?それとも厳格監査をすすめるべきか?それは最大のジレンマであった。」

2002年 大手食品メーカー飛鳥屋の名古屋の倉庫で火事が発生する。
飛鳥屋の本社では経理の課長が、「名古屋だ!」と言って緊急の対応に追われている。
飛鳥屋の経理で働く魚住絵理(西原亜希)は、自宅のニュースで倉庫の火事をしり、また火事が起こったと不思議に感じる。
飛鳥屋の社長は謝罪会見を行う。

若杉(塚本高史)は飛鳥屋の監査の主査をつとめることとなり、娘を24時間の保育所に預けている。茜(松下奈緒)は、事務所で保育所への電話をする若杉に対して、「私用電話は良くない。仕事に身が入っていないと思われる。」と注意する。

ジャパン監査法人では、飛鳥屋の監査でパートナーをつとめる吉野が、主査に若杉を抜擢した理由を「独特の嗅覚があるから」と小野寺に話す。

若杉と茜は、飛鳥屋の監査に入るが、先日の火事について損失、保険金の払いともに計上がされていないことに気づき、経理の課長と魚住に事情を聞く。倉庫の管理は別会社が行っているので、保険金もそちらに支払われると説明をうける。
その会社「あおなみ興産」の財務諸表の閲覧をもとめる若杉に対して、魚住は財務諸表を渡そうとするが、課長があわててそれを奪い、封筒から書類を出し、資本関係がないので連結決算には影響がないと思い提出しなかったと説明する。
魚住は、封筒に別の書類が残っていることを知り、課長の行動を不振に感じる。

若杉は吉野に「あおなみ興産」の売上のほとんどが、飛鳥屋から支払われている高額な賃料であることから、「あおなみ興産と飛鳥屋との間に不適切な関係がありうると「あおなみ興産」を調べることを認めてほしいと申し出るが、吉野は「財務諸表上に問題がないし、あおなみ興産の顧問会計士は、理事長の恩師の鈴本氏なので何の問題もない。法的にもあおなみ興産への調査はできない。」と認めない。

「法を犯してまで行う厳格監査は本末転倒だ」という吉野に対し
茜は「法を犯しているのはあおなみ興産かもしれない。経営が厳しくなると火事がおこるという噂があります。」

そんな中、飛鳥屋の経理の魚住より若杉に話したいことがあるとジャパン監査法人を訪れる。若杉は仕事がおわるまで、魚住をバーで待たせて、バーで話を聞く。
魚住は、課長が隠していた「あおなみ興産」の諸勘定明細を若杉に渡す。若杉と茜は、諸勘定明細より飛鳥屋が架空の会社を使って「あおなみ興産」への融資をしている可能性があることや関東にあるあおなみ興産の倉庫にも飛鳥屋の在庫が大量にある可能性を感じ、手分けして調べることを決める。

理事長と吉野は、東都銀行頭取と飛鳥屋社長と会食をおこなう。理事長は、吉野に何も変えることはない今までの伝統と守れ、私の後をつぐのはお前だと、暗にぬるまゆ監査派へと身を埋めるよう促す。
東都銀行 国友は、行政がよからぬ動きをしている。今後大きな調査が入る可能性があると言う。3者は、この監査法人、銀行、企業のが、協力して現状をお互いを守りぬく必要性を強く感じる。

小野寺は財政監督庁の検査局長 宮島に呼ばれ、一緒に厳格監査をすすめていくよう協力を求められる。

若杉は名古屋に向かい、あおなみ興産の所有している不動産物件を徹底
調査する。帳簿上の不動産評価が実際の物件より著しく高いことがわかる。また不動産登記を調べるとすべての不動産が抵当権が東都銀行にあることもわかった。
茜は「あおなみ興産」の倉庫で飛鳥屋の賞味期限切れの大量の不良在庫を発見する。
「飛鳥屋はどうして長年そんな経営をしてきたのか?」という若杉に対し、茜は、「実績を残さないと株価が下がるし、銀行も融資をしてくれなくなるからでしょ」と答える。
若杉は、「東都銀行」と「飛鳥屋」と「あおなみ興産」の関係をメモに書いて整理してみる。
若杉君のメモ.gif

どうしても引っかかるところがあると若杉は「あおなみ興産」の事務所へ向かう。事務所には実際会社機能は存在しない。
若杉は、「あおなみ興産」に入るところを誰かに見られているが、気づかない。

魚住は経理課長に「名古屋」という伝票をいつものように金庫に別管理するよう命じられるが、魚住は火事の事もあり、伝票の存在を不思議に感じる。

茜は、過去10年の調書を調べていた。そこへやってきた吉野に対し「なぜ今まで高額な賃料を支払っていることを指摘しないのか?と問い詰める。」吉野は「指摘はしているが改善されなかった」と答える。
「もっとまともな仕事をする人かと思っていたと」いう茜に対し、吉野は、「監査というのは会計上の処理が正しく行われているかチェックするもので、企業の秘密をあばくものではない」と言う。

若杉は「あおなみ興産」の顧問会計士の鈴本氏に会いに行き、財務諸表を見せて欲しいと言うが、「子供だ。会計としての能力も劣っている」とあしらわれる。鈴本は理事長篠原に、電話を入れ、若杉の暴走だということを知る。また若杉は、篠原の若いころにどこか似ているともらす。

若杉、茜、魚住の3人はファミレスでこれからどうやって、飛鳥屋の不正を証明するか話あう。魚住は、あおなみ興産の帳簿は、飛鳥屋にあり、「名古屋」という名前で管理されている、コピーをとってくると協力を申し出る。
裏帳簿のコピーを手にして茜と若杉は、飛鳥屋の不良在庫隠しの証拠を突き止める。若杉は、これは東都銀行が仕込んだ手口だと考える。

魚住は、飛鳥屋が倒産することには反対する。父親も飛鳥屋の従業員であおなみ興産に出向中、倉庫火事に巻き込まれなくなっていた。火事の原因はつきとめたいが、父親も私も、飛鳥屋の王様クッキーが大好きだから倒産するのは困ると告げる。

若杉と茜は、小野寺に相談する「サプライズマートの件でも、東都銀行が裏にいたと知っていながら同じような監査報告ができたか」と聞く、小野寺は「監査報告は変わらないが、真実と向き合うように経営者を説得した」と思うと答える。

吉野は理事長に、若杉の調査を報告するが、理事長は聞かなかったことにするとだけ言って去ってします。

若杉のもとには、「あおなみ興産」への調査は違法行為だという警告のチラシがポストに入る。

翌日、若杉は飛鳥屋の社長に直談判し、あおなみ興産と東都銀行の関係を話し、あおなみ興産と関係を切って、再建に努力するよう訴える。
その後、東都銀行頭取が飛鳥屋社長を訪れ、財政監督庁の調査が入るという噂があるので、融資を回収したいと言う。

理事長は、若杉と吉野を呼び出し、どのような監査報告をするのか聞いいた、若杉は承認できないと言うが吉野は承認すると答える。

茜は吉野に対し「あんた見てると疲れる。悩まないで弱虫は弱虫らしく生きればいいじゃない」と罵倒する。

バーで理事長篠原と若杉がカウンターでならんで飲んでいる。篠原にあこがれて会計士になった若杉だが、すっかりかわってしまった篠原にがっかりする。
篠原は、「幸福は心の問題、成功は金と権力の問題。敗者でも幸福な人がいるのは認める」と「人生もバランスシートと同じ、表裏一体、借金も財産のうち」
「私のあとについれ来ればいい。私と小野寺とどっちが真実だったか思い知るときがくる。」と言うが、若杉は
「もうわかっている真実は小野寺さんのほうにある。誇りが支えてくれる。」と宣戦布告する。
<第2話終了>







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2008年06月15日

第1回「会社、つぶせますか?」6月14日(土曜)

第1回「会社、つぶせますか?」

2001年10月 ジャパン監査法人の小野寺直人(豊原)部下の若杉健司(塚本高史)山中茜(松下奈緒)と共に、大手スーパーのサプライズマートの期末会計監査を担当する。小野寺は、指摘事項の改善がなされないため、財務諸表の承認を行わない。
決算報告が送れ、株価が下がり、粉飾の疑いが報道される。その後サプライズマートは倒産し、社長は自ら命を絶ってしまう。

<オープニング>

2002年4月 池袋の某企業にて監査業務を行う小野寺だが、うわのそらで何か悩んでいる様子である。小野寺と共に新宿のジャパン監査法人事務所に戻る途中、若杉の携帯電話に何者からか着信が入る。若杉が今度、主査として監査に入る北陸建設が架空売上を計上している可能性があるという密告の電話であった。いい加減な監査をした場合、告訴すると言う。

ジャパン監査法人理事長室、理事長・篠原勇蔵(橋爪功)は、設立から25年で4200人の公認会計士が所属し、上場企業の3割の監査を担当するまでに成長させた事に達成感を感じているが、小野寺を代表とする厳格派の存在に不安を感じている。「厳格監査は、瀕死の病人に大手術をほどこすようなもの」と急激な厳格化には、反対をしている。

若杉から密告の件を聞いた茜は、北陸建設の監査から外れるべきだと主張するが、小野寺は、監査から外れるのは若杉ではなく、自分だという。小野寺は経営管理室に移動になった。
北陸建設に関しては、パートナーの会計士・田代(光石研)と取り組むよう言われる。
茜は、古いタイプのぬるま湯監査派の田代の下で働くことに強く抵抗を感じる。

理事長が、廊下で若杉をすれ違う際、肩をたたくが、若杉は無視をする。理事長の秘書は、アルバイトをしながら独学で会計士に合格した若杉の過去を理事長に明かすが、理事長は意味ありげな笑みを浮かべ、会計士の知り合いでもいたのではないか?と言う。

理事長は、経済界で力を持つ大手食品メーカー飛鳥屋の社長・中村(綿貫勝彦)と東都銀行の頭取・国友(竜雷太)と会食をする。企業・銀行側は、財政監督庁の元、ジャパン監査法人が厳格監査にすすむんで行くことに懸念を感じている。しかし理事長は、財政監督庁は、個別の企業監査には口出しができないので、監査法人次第である、監査のグローバル化に対し、日本には日本のやり方があるはずだと発言する。

若杉は、結婚し娘がいるが、妻に出ていかれ、昔バイトしていたバーに娘を預けて仕事をしている。若杉は、娘を向かえに来てバーで飲むが、マスター(清水章吾)に元気がないことを心配される。またバーには、若杉と親しげな男(阿部サダヲ)がトランプをしている。

若杉は、田代と茜と石川県金沢にある北陸建設の監査に入る。田代は、北陸建設の社長・五味(長門裕之)とゴルフに行ってしまう。現場の作業は、若杉と茜が担当する。
監査中の若杉の元に、残高確認書が偽者であると密告のFAXが届く。
若杉と茜は、手分けして販売物件の視察確認と資材倉庫の確認を行う。
建設中や未着工の物件を多数発見し、粉飾の事実を突き止める。

北陸建設側は、売上げの半分を占める大型物件だけは、ごまかし
通そうと、下請けの工事業者に対し、足場の撤去を急がせる。

一方ジャパン監査法人本部では、財政監督庁の若手、吉田(大谷允保)と佐藤(田中幸太郎)が研修のため小野寺のもとを訪れる。
小野寺は彼らが、サプライズマートの破綻に関する真相を突き止めに来たことを察し、守秘義務違反を覚悟で監査調書を渡す。

田代は若杉の行動に危機感を感じ、理事長に報告する。
理事長は、若杉が小野寺の指示で動いていると考え、小野寺を呼び出し、「国際化に対応できる厳格監査を行えば、日本の企業の大部分が倒産してしまう」とうったえる。また「クライアントから多額の監査報酬を貰っている事も事実である」と。小野寺は「適正な監査をするのが義務であり、仕事である。不正を見逃せば、その分公正な企業がつぶれ、監査法人も崩壊してしまう。」と反論する。

若杉と茜は、深夜まで数字の確認作業をし、粉飾を確信する。「ここまでひどい事をして、従業員や株主だけでなく、こんな会社のマンションに住む人が一番かわいそうだ」と、若杉は企業の社会的使命・存在意義をついた発言をする。

若杉から報告書を受けた田代は、この件を預からせてほしいと命じるが、若杉・茜は反発する。「会計士が株主から損害賠償訴訟を起こされる可能性がある。」と
田代は、小野寺が、サプライズマートの一件から悩んでいるのは、自殺をしたサイブライズマートの社長が親友だったからだと告げる。


そんな中、雨の中夜通し、北陸建設の売上前倒し物件の足場の撤去を行っていた作業員が、解体中の足場から落下し亡くなってしまう。

若杉は、厳格監査により、会社関係者が不幸になっていくことを目の当たりにし、田代の指示に従い報告書を書き直すか迷い始めていた。

ジャパン監査法人本部では、財務監督庁の吉田・佐藤が、小野寺に調査の報告ため訪れていた。サプライズマートの破綻は、東都銀行によって仕組まれた罠だったと言う。

若杉に対し小野寺からメールが入る。「自分を信じてがんばれ、君たちは会計のプロフェッショナルだ」と勇気つけられた若杉は、報告書を変更しないことを決意する。

北陸建設での報告会で決算書の承認はできないと告げた若杉に対し、社長の五味は、「このままでは、銀行の融資も受けれず、従業員も路頭に迷ってしまう。ずっとこのやり方でやって来た、この方法で戦後の日本経済を支えて来た。お前たちに何がわかる。会社をつぶさないでくれ」と泣きつく。

小野寺は、茜に対し、若杉への密告は、北陸建設を倒産に追い込むために銀行が行ったのではないかと告げる。

亡くなった作業員のお参りに行った若杉に対し、作業員の同僚たちは、お前のせいで彼は死んだ、お前のせいで北陸建設がつぶれると責め立てる。しかし工事業者の頭領(黒沢年雄)は、彼が亡くなったのは、私のせいであり、会社がつぶれるのは社長のせいで、若杉を責めることをやめさせる。

茜は若杉がバイトをしていたバーに一人でのみに行く、そこには若杉の娘と若杉の同士という男(阿部サダヲ)がいた。また理事長・篠原のキープボトルを発見し、このバーの客であることを知る。

若杉は、小野寺に対し「われわれのせいで、一流企業がつぶれ、一人の若者が死んだ、いったいわれわれは何様なのだ。小野寺さんの意思をついで監査をしたが、充足感や誇りを感じなかった。」と問いかける。
小野寺は、「若杉の判断にあやまりはない、充足感がないかどうかは個人の感情の問題だ。現場にこそ真実があり、真実を知ってしまった限り無視する事はできない。そんな泣き言を言っている暇はない」と返す。
若杉はだまってうなずく
<第1回終了>







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posted by LIGAYA at 01:47| Comment(0) | ドラマ「監査法人」ストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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