2008年07月16日

現役会計士に聞く!ドラマ「監査法人」第5回を見て

ナビゲーターK
ドラマもあと2回になり、急展開ですね。
問題が、拡大化しています。
この第5回での話題はいくつかありますが、以下でしょうか
「監査難民」「監査法人の合併」「ベンチャー上場のための不正会計」
「ヤクザマネー」

まず「監査難民」というのは実際に使われている言葉ですか?


会計士A
はい。手間の割に報酬が安いクライアントや、会計上や管理上に問題がある会社などは敬遠されることがあります。特に監査法人が解散した時などは、監査難民が発生しますね。


ナビゲーターK
ずっと監査法人がみつからなかったらどうなるんですか?


会計士B
上場廃止ですね。


ナビゲーターK
武田社長(大滝秀治)の尾張部品がどうなるのか?は来週わかるようですね。

せっかく新たに「エスペランサ監査」を立ち上げることに成功した小野寺先生
ですが、さっそく合併の話がでてきて大変ですよね。財政監督庁の意向とか
言ってましたが、そんな簡単に合併しろとか言われるものなんですか?


会計士C
前回の話題でもでましたが、合併に関しては海外の監査法人の提携による影響が強いのではないでしょうか?このケースもKAMSが、あすなろ監査法人との提携を考えているという話から来ていますからね。


ナビゲーターK
いや小野寺さんの野望は夢と消えてしまうんですかね。


会計士A
やはり「公共性」を求められる監査法人では、経営という野心を持って成長させていくというのは難しいでしょうね。


ナビゲーターK
ベンチャーの上場監査が出てきましたが、ああいったフランチャイズ加盟金を売上金に計上するといった不正はあり得るんでしょうか?


会計士B
今回のケースは、考えにくいと思います。50億円が実際の店舗売上げだけか?は調べればすぐにわかることですし、証券取引所のチェックもあるわけですから、監査報告書にサインするにはリスクが高すぎますね。
小野寺さんもあれだけ厳格監査と言いながら、すこし合併を迫られただけで、粉飾を認めてしまう。会計監査に対するブレない意思は持つのは難しいんですかね。


会計士C
ドラマの中で、「何の罪もない投資家を裏切るようなことをすれば、その時点で会計士としての私は終わる」といったような台詞がありました。まさにその通りです。しかしながら、「投資家のために」を実感して働いている会計士がどれだけいるでしょうか?目の前に頑として現れることのない漠然とした存在である「投資家」を意識することは難しいようにも思えます。


ナビゲーターK
プレシャスド−ナツは、資金源があやしいようですが、いわゆる「ヤクザマネー」ですかね。


会計士C
そうですね。これも次回の放送を見ないと分からないですが、おそらく暴力団から融資を受けていたのではないでしょうかね。NHKで特集されて話題にもなった「ヤクザマネー」ですが、最近書籍にもなりましたね。
監査の仕組・制度にも問題があるという話がありますが、市場自体にも大きな問題がある気がします。


ナビゲーターK
いやー本当問題が大きすぎますね。
来週はいよいよ最終回。どいうった結末で、何を提示するドラマになるのか?
来週は全体を通した感想をお願いいたします。
posted by LIGAYA at 09:17| Comment(0) | ドラマ「監査法人」を斬る! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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