2008年06月22日

『監査法人』第2回「800億円の裏帳簿」6月21日(土曜)

冒頭ナレーション「バブル経済の崩壊後、銀行の貸し渋りにより資金難におちいった企業。監査法人は監査をする企業から多額の報酬を受け取っている。そこに癒着に生まれやすい環境があると言われてきた。多少の粉飾には目をつぶるべきか?それとも厳格監査をすすめるべきか?それは最大のジレンマであった。」

2002年 大手食品メーカー飛鳥屋の名古屋の倉庫で火事が発生する。
飛鳥屋の本社では経理の課長が、「名古屋だ!」と言って緊急の対応に追われている。
飛鳥屋の経理で働く魚住絵理(西原亜希)は、自宅のニュースで倉庫の火事をしり、また火事が起こったと不思議に感じる。
飛鳥屋の社長は謝罪会見を行う。

若杉(塚本高史)は飛鳥屋の監査の主査をつとめることとなり、娘を24時間の保育所に預けている。茜(松下奈緒)は、事務所で保育所への電話をする若杉に対して、「私用電話は良くない。仕事に身が入っていないと思われる。」と注意する。

ジャパン監査法人では、飛鳥屋の監査でパートナーをつとめる吉野が、主査に若杉を抜擢した理由を「独特の嗅覚があるから」と小野寺に話す。

若杉と茜は、飛鳥屋の監査に入るが、先日の火事について損失、保険金の払いともに計上がされていないことに気づき、経理の課長と魚住に事情を聞く。倉庫の管理は別会社が行っているので、保険金もそちらに支払われると説明をうける。
その会社「あおなみ興産」の財務諸表の閲覧をもとめる若杉に対して、魚住は財務諸表を渡そうとするが、課長があわててそれを奪い、封筒から書類を出し、資本関係がないので連結決算には影響がないと思い提出しなかったと説明する。
魚住は、封筒に別の書類が残っていることを知り、課長の行動を不振に感じる。

若杉は吉野に「あおなみ興産」の売上のほとんどが、飛鳥屋から支払われている高額な賃料であることから、「あおなみ興産と飛鳥屋との間に不適切な関係がありうると「あおなみ興産」を調べることを認めてほしいと申し出るが、吉野は「財務諸表上に問題がないし、あおなみ興産の顧問会計士は、理事長の恩師の鈴本氏なので何の問題もない。法的にもあおなみ興産への調査はできない。」と認めない。

「法を犯してまで行う厳格監査は本末転倒だ」という吉野に対し
茜は「法を犯しているのはあおなみ興産かもしれない。経営が厳しくなると火事がおこるという噂があります。」

そんな中、飛鳥屋の経理の魚住より若杉に話したいことがあるとジャパン監査法人を訪れる。若杉は仕事がおわるまで、魚住をバーで待たせて、バーで話を聞く。
魚住は、課長が隠していた「あおなみ興産」の諸勘定明細を若杉に渡す。若杉と茜は、諸勘定明細より飛鳥屋が架空の会社を使って「あおなみ興産」への融資をしている可能性があることや関東にあるあおなみ興産の倉庫にも飛鳥屋の在庫が大量にある可能性を感じ、手分けして調べることを決める。

理事長と吉野は、東都銀行頭取と飛鳥屋社長と会食をおこなう。理事長は、吉野に何も変えることはない今までの伝統と守れ、私の後をつぐのはお前だと、暗にぬるまゆ監査派へと身を埋めるよう促す。
東都銀行 国友は、行政がよからぬ動きをしている。今後大きな調査が入る可能性があると言う。3者は、この監査法人、銀行、企業のが、協力して現状をお互いを守りぬく必要性を強く感じる。

小野寺は財政監督庁の検査局長 宮島に呼ばれ、一緒に厳格監査をすすめていくよう協力を求められる。

若杉は名古屋に向かい、あおなみ興産の所有している不動産物件を徹底
調査する。帳簿上の不動産評価が実際の物件より著しく高いことがわかる。また不動産登記を調べるとすべての不動産が抵当権が東都銀行にあることもわかった。
茜は「あおなみ興産」の倉庫で飛鳥屋の賞味期限切れの大量の不良在庫を発見する。
「飛鳥屋はどうして長年そんな経営をしてきたのか?」という若杉に対し、茜は、「実績を残さないと株価が下がるし、銀行も融資をしてくれなくなるからでしょ」と答える。
若杉は、「東都銀行」と「飛鳥屋」と「あおなみ興産」の関係をメモに書いて整理してみる。
若杉君のメモ.gif

どうしても引っかかるところがあると若杉は「あおなみ興産」の事務所へ向かう。事務所には実際会社機能は存在しない。
若杉は、「あおなみ興産」に入るところを誰かに見られているが、気づかない。

魚住は経理課長に「名古屋」という伝票をいつものように金庫に別管理するよう命じられるが、魚住は火事の事もあり、伝票の存在を不思議に感じる。

茜は、過去10年の調書を調べていた。そこへやってきた吉野に対し「なぜ今まで高額な賃料を支払っていることを指摘しないのか?と問い詰める。」吉野は「指摘はしているが改善されなかった」と答える。
「もっとまともな仕事をする人かと思っていたと」いう茜に対し、吉野は、「監査というのは会計上の処理が正しく行われているかチェックするもので、企業の秘密をあばくものではない」と言う。

若杉は「あおなみ興産」の顧問会計士の鈴本氏に会いに行き、財務諸表を見せて欲しいと言うが、「子供だ。会計としての能力も劣っている」とあしらわれる。鈴本は理事長篠原に、電話を入れ、若杉の暴走だということを知る。また若杉は、篠原の若いころにどこか似ているともらす。

若杉、茜、魚住の3人はファミレスでこれからどうやって、飛鳥屋の不正を証明するか話あう。魚住は、あおなみ興産の帳簿は、飛鳥屋にあり、「名古屋」という名前で管理されている、コピーをとってくると協力を申し出る。
裏帳簿のコピーを手にして茜と若杉は、飛鳥屋の不良在庫隠しの証拠を突き止める。若杉は、これは東都銀行が仕込んだ手口だと考える。

魚住は、飛鳥屋が倒産することには反対する。父親も飛鳥屋の従業員であおなみ興産に出向中、倉庫火事に巻き込まれなくなっていた。火事の原因はつきとめたいが、父親も私も、飛鳥屋の王様クッキーが大好きだから倒産するのは困ると告げる。

若杉と茜は、小野寺に相談する「サプライズマートの件でも、東都銀行が裏にいたと知っていながら同じような監査報告ができたか」と聞く、小野寺は「監査報告は変わらないが、真実と向き合うように経営者を説得した」と思うと答える。

吉野は理事長に、若杉の調査を報告するが、理事長は聞かなかったことにするとだけ言って去ってします。

若杉のもとには、「あおなみ興産」への調査は違法行為だという警告のチラシがポストに入る。

翌日、若杉は飛鳥屋の社長に直談判し、あおなみ興産と東都銀行の関係を話し、あおなみ興産と関係を切って、再建に努力するよう訴える。
その後、東都銀行頭取が飛鳥屋社長を訪れ、財政監督庁の調査が入るという噂があるので、融資を回収したいと言う。

理事長は、若杉と吉野を呼び出し、どのような監査報告をするのか聞いいた、若杉は承認できないと言うが吉野は承認すると答える。

茜は吉野に対し「あんた見てると疲れる。悩まないで弱虫は弱虫らしく生きればいいじゃない」と罵倒する。

バーで理事長篠原と若杉がカウンターでならんで飲んでいる。篠原にあこがれて会計士になった若杉だが、すっかりかわってしまった篠原にがっかりする。
篠原は、「幸福は心の問題、成功は金と権力の問題。敗者でも幸福な人がいるのは認める」と「人生もバランスシートと同じ、表裏一体、借金も財産のうち」
「私のあとについれ来ればいい。私と小野寺とどっちが真実だったか思い知るときがくる。」と言うが、若杉は
「もうわかっている真実は小野寺さんのほうにある。誇りが支えてくれる。」と宣戦布告する。
<第2話終了>







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posted by LIGAYA at 21:44| Comment(0) | ドラマ「監査法人」ストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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