2008年06月15日

第1回「会社、つぶせますか?」6月14日(土曜)

第1回「会社、つぶせますか?」

2001年10月 ジャパン監査法人の小野寺直人(豊原)部下の若杉健司(塚本高史)山中茜(松下奈緒)と共に、大手スーパーのサプライズマートの期末会計監査を担当する。小野寺は、指摘事項の改善がなされないため、財務諸表の承認を行わない。
決算報告が送れ、株価が下がり、粉飾の疑いが報道される。その後サプライズマートは倒産し、社長は自ら命を絶ってしまう。

<オープニング>

2002年4月 池袋の某企業にて監査業務を行う小野寺だが、うわのそらで何か悩んでいる様子である。小野寺と共に新宿のジャパン監査法人事務所に戻る途中、若杉の携帯電話に何者からか着信が入る。若杉が今度、主査として監査に入る北陸建設が架空売上を計上している可能性があるという密告の電話であった。いい加減な監査をした場合、告訴すると言う。

ジャパン監査法人理事長室、理事長・篠原勇蔵(橋爪功)は、設立から25年で4200人の公認会計士が所属し、上場企業の3割の監査を担当するまでに成長させた事に達成感を感じているが、小野寺を代表とする厳格派の存在に不安を感じている。「厳格監査は、瀕死の病人に大手術をほどこすようなもの」と急激な厳格化には、反対をしている。

若杉から密告の件を聞いた茜は、北陸建設の監査から外れるべきだと主張するが、小野寺は、監査から外れるのは若杉ではなく、自分だという。小野寺は経営管理室に移動になった。
北陸建設に関しては、パートナーの会計士・田代(光石研)と取り組むよう言われる。
茜は、古いタイプのぬるま湯監査派の田代の下で働くことに強く抵抗を感じる。

理事長が、廊下で若杉をすれ違う際、肩をたたくが、若杉は無視をする。理事長の秘書は、アルバイトをしながら独学で会計士に合格した若杉の過去を理事長に明かすが、理事長は意味ありげな笑みを浮かべ、会計士の知り合いでもいたのではないか?と言う。

理事長は、経済界で力を持つ大手食品メーカー飛鳥屋の社長・中村(綿貫勝彦)と東都銀行の頭取・国友(竜雷太)と会食をする。企業・銀行側は、財政監督庁の元、ジャパン監査法人が厳格監査にすすむんで行くことに懸念を感じている。しかし理事長は、財政監督庁は、個別の企業監査には口出しができないので、監査法人次第である、監査のグローバル化に対し、日本には日本のやり方があるはずだと発言する。

若杉は、結婚し娘がいるが、妻に出ていかれ、昔バイトしていたバーに娘を預けて仕事をしている。若杉は、娘を向かえに来てバーで飲むが、マスター(清水章吾)に元気がないことを心配される。またバーには、若杉と親しげな男(阿部サダヲ)がトランプをしている。

若杉は、田代と茜と石川県金沢にある北陸建設の監査に入る。田代は、北陸建設の社長・五味(長門裕之)とゴルフに行ってしまう。現場の作業は、若杉と茜が担当する。
監査中の若杉の元に、残高確認書が偽者であると密告のFAXが届く。
若杉と茜は、手分けして販売物件の視察確認と資材倉庫の確認を行う。
建設中や未着工の物件を多数発見し、粉飾の事実を突き止める。

北陸建設側は、売上げの半分を占める大型物件だけは、ごまかし
通そうと、下請けの工事業者に対し、足場の撤去を急がせる。

一方ジャパン監査法人本部では、財政監督庁の若手、吉田(大谷允保)と佐藤(田中幸太郎)が研修のため小野寺のもとを訪れる。
小野寺は彼らが、サプライズマートの破綻に関する真相を突き止めに来たことを察し、守秘義務違反を覚悟で監査調書を渡す。

田代は若杉の行動に危機感を感じ、理事長に報告する。
理事長は、若杉が小野寺の指示で動いていると考え、小野寺を呼び出し、「国際化に対応できる厳格監査を行えば、日本の企業の大部分が倒産してしまう」とうったえる。また「クライアントから多額の監査報酬を貰っている事も事実である」と。小野寺は「適正な監査をするのが義務であり、仕事である。不正を見逃せば、その分公正な企業がつぶれ、監査法人も崩壊してしまう。」と反論する。

若杉と茜は、深夜まで数字の確認作業をし、粉飾を確信する。「ここまでひどい事をして、従業員や株主だけでなく、こんな会社のマンションに住む人が一番かわいそうだ」と、若杉は企業の社会的使命・存在意義をついた発言をする。

若杉から報告書を受けた田代は、この件を預からせてほしいと命じるが、若杉・茜は反発する。「会計士が株主から損害賠償訴訟を起こされる可能性がある。」と
田代は、小野寺が、サプライズマートの一件から悩んでいるのは、自殺をしたサイブライズマートの社長が親友だったからだと告げる。


そんな中、雨の中夜通し、北陸建設の売上前倒し物件の足場の撤去を行っていた作業員が、解体中の足場から落下し亡くなってしまう。

若杉は、厳格監査により、会社関係者が不幸になっていくことを目の当たりにし、田代の指示に従い報告書を書き直すか迷い始めていた。

ジャパン監査法人本部では、財務監督庁の吉田・佐藤が、小野寺に調査の報告ため訪れていた。サプライズマートの破綻は、東都銀行によって仕組まれた罠だったと言う。

若杉に対し小野寺からメールが入る。「自分を信じてがんばれ、君たちは会計のプロフェッショナルだ」と勇気つけられた若杉は、報告書を変更しないことを決意する。

北陸建設での報告会で決算書の承認はできないと告げた若杉に対し、社長の五味は、「このままでは、銀行の融資も受けれず、従業員も路頭に迷ってしまう。ずっとこのやり方でやって来た、この方法で戦後の日本経済を支えて来た。お前たちに何がわかる。会社をつぶさないでくれ」と泣きつく。

小野寺は、茜に対し、若杉への密告は、北陸建設を倒産に追い込むために銀行が行ったのではないかと告げる。

亡くなった作業員のお参りに行った若杉に対し、作業員の同僚たちは、お前のせいで彼は死んだ、お前のせいで北陸建設がつぶれると責め立てる。しかし工事業者の頭領(黒沢年雄)は、彼が亡くなったのは、私のせいであり、会社がつぶれるのは社長のせいで、若杉を責めることをやめさせる。

茜は若杉がバイトをしていたバーに一人でのみに行く、そこには若杉の娘と若杉の同士という男(阿部サダヲ)がいた。また理事長・篠原のキープボトルを発見し、このバーの客であることを知る。

若杉は、小野寺に対し「われわれのせいで、一流企業がつぶれ、一人の若者が死んだ、いったいわれわれは何様なのだ。小野寺さんの意思をついで監査をしたが、充足感や誇りを感じなかった。」と問いかける。
小野寺は、「若杉の判断にあやまりはない、充足感がないかどうかは個人の感情の問題だ。現場にこそ真実があり、真実を知ってしまった限り無視する事はできない。そんな泣き言を言っている暇はない」と返す。
若杉はだまってうなずく
<第1回終了>







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posted by LIGAYA at 01:47| Comment(0) | ドラマ「監査法人」ストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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